ちょんまげ、ばさら ぽんぽこ もののけ江戸語り (角川文庫 た 62-2 ぽんぽこもののけ江戸語り)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年1月25日発売)
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感想 : 38
3

ちょんまげちょうだいの続編。
なにこれさすが角川って感じです!


第一の亡霊・鬼若子(壱)
柳生の宗冬さん、
突然、
柳生廉也に柳生新陰流の奥義である柳陰を教えてやるって!
確かに疑うわな。
なんで?
で、
話は江戸の町の話しになる。
京都のように江戸も朱雀、青龍、白虎、玄武と、
中央の黄泉となる、
陰陽五行をと入れて造ってると。。。
そうなの?
京都はよく聞くけど江戸もなの?
ちょっと調べてみるか!
と、
思いつつ、
陰陽術にまったくない占い師のかぐりんです!
初期設定をやや忘れているけど、
柳生廉也は風魔の血筋なんだっけ?
で、
四神を壊して、
鬼若子が江戸に攻めてくるって?
で、
柳生廉也を戦力にするため?
跡継ぎ的な問題?
で、
柳陰を教えようと思ってたのかな?


一方、
今日は雪が降ってます!
ぽんぽこは元気!
もちろんおっさんの相馬小次郎は寒さに震える!
で、
猫登場!
なんとこの猫は白額虎という四神の1つらしい。
昔々に申公豹に仕えてたらしいぞ!
つか、
ぽんぽこも青龍だったの?
意外すぎる。。。
で、
2人は仕事をサボってお鶴ちゃんにまかせっきりらしい。。。
鶴ってことは朱雀かしら?


長宗我部元親さん?
いわゆる鬼若子?
歴史はまったくの本谷歌子なんで知らない人。
ちょっと耳に挟んだことあるくらいですね。
で、
鬼小姫なる人形が、
呪いの人形が長宗我部元親を変えた!?
で、
この人形は徳川家康を殺すためにこの世に生まれたって。。。
史実でもこういう話しあるの?
で、
長宗我部元親が攻めてきたので柳生宗冬出陣!?
で、
黄泉が向こう側で、
青龍と白虎の宝剣を朱雀に預けてたけど、
朱雀のせいで宝剣は黄泉が持ってることに?ん?
ぽんぽこいわく朱雀ことお鶴ちゃんのせいで大変なことに?!


第一の亡霊・鬼若子(弐)
つまり、
長宗我部元親は鬼小姫のお陰で織田信長を倒せたっていうか、
暗殺ってことになるの?
そうなの?
そんな鬼小姫もちょんまげちょうだいにあっさり暗殺された過去があると。。。
で、
長宗我部元親軍と柳生の合戦は乱戦!
でもでも、
鬼小姫は柳生廉也あっさりばっさり?!
もっとあっさりしてるのがお鶴ちゃん救出。。。
と、
宝剣もついでに。


第二の亡霊・甲斐の虎
ん?
ちょんまげちょうだいの初代は徳川信康!?
つまり、
相馬小次郎も徳川家の血筋ってことですか?!
で、
父上の相馬時国は現在も将軍を狙ってるって!?
びっくりがいっぱい!
ちなみに、
徳川信康は実在ですか?
調べてみる!
で、
今度の敵は富士山に現れたみたい?
行くしかないじゃん?
でも、
ぽんぽこと白額虎は行きたくない!
なぜなら、
玄武の真玄武がいるから!
って、
敵の正体は武田信玄で真玄武が倒しちゃったの!?
展開が超速い!


第三の亡霊・虎千代
ちょっとつかの間の平和なう。。。
ぽんぽこだけではなく白額虎も居る。。。
家賃に食費が。。。
で、
今日も仕事を探しに行ったらまた丸橋弥生と一緒。
で、
今回の敵は上杉謙信!
で、
なになに、
柳生十兵衛と丸橋忠弥が復活で、
柳生廉也と丸橋弥生誘拐?!
いいように巻き込まれてるようにしか思えない不憫な子達。。。
と、
ぽんぽこと白額虎も猿飛佐助に誘拐なう!
そう、
猿飛佐助は真田幸村と手を組んだの!?
と、
回想。
父親が祖父を殺したときのこと!
つか、
ソハヤノツルギってなんだ!?
で、
決戦!
柳生廉也が青刀でと丸橋弥生が白刀で応戦!


第四の亡霊・不思議なる弓取り
相馬小次郎の父が黄泉?
金刀は雷を呼ぶ!
で、
さらにさらに雑賀孫一も登場して混乱を極める!
柳生廉也の家に帰ると、
真田幸村と雑賀孫一がいてわきあいあい?
さらに、
阿国こと霧隠才蔵も加わる。
つか、
陰陽師に白狐ときたらあれだ!
安倍晴明か?!


終・女狐
葛葉姫ってきたらもう安倍晴明ですね!

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 普通
感想投稿日 : 2020年5月1日
本棚登録日 : 2020年5月1日

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