井上夢人さん、ソロ再デビュー作。
新興宗教や宗教用語が頻繁に出てくるので、某宗教団体が頭にちらついてしまった。
ただし、あの事件前に書かれたものだというのがなんとも凄い。
読み始めたら止まらなくなって、一気読みしてしまいました。
哀しさを残すラストではあるものの、どんでん返しはお見事。
予想外でした。
人としてどうかと思うようなところもある主人公でしたが、主人公と<声>のやり取りにクスリとさせられるところもあって面白かったです。
主人公のように、ある日突然頭の中に誰かが舞い込んできたら嫌だろうな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
井上夢人
- 感想投稿日 : 2013年12月19日
- 読了日 : 2013年6月12日
- 本棚登録日 : 2013年12月19日
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