実は随分前に友人から借りて、いよいよ返さなければと思い読み出した一冊。乃南さんの本を読むのは初めてだったが、非常にスリリングで面白かった。
連続殺人犯とそれを追う警部、花屋を点々とする謎の女とそれを追う男。正直、連続殺人の犯人はすぐに分かったが、複雑な人間関係が段々と紐解かれていく展開に夢中になれた。最後のシーンはかなりの衝撃だ。こんなに面白いなら、友人から借りた時点ですぐに読めば良かったと後悔。
また、一人面白い作家さんに触れる事ができたので、別の作品も読んでみたい。貸してくれた友人に感謝。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年9月20日
- 読了日 : 2013年9月20日
- 本棚登録日 : 2013年9月19日
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