迷いアルパカ拾いました (文春文庫 に 19-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (2014年7月10日発売)
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感想 : 84
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動物園シリーズ第三弾。
今度はいきなりアルパカが道端に現れ保護する所から始まり、動物の芸能プロダクションに就職した七森さんの友人が失踪したりして、動物絡みの事件へと繋がる。
今回もキャラ達(人間も動物も)が個性的で面白かった。事件の真相がなかなか掴めない展開も読んでいて本当楽しい。しかし、この動物園…短期間に事件が起こりまくりで、実際にあったらいち早く閉園しそうな勢い(^_^;)

私は動物園・水族館・植物園などが大好きだけれど、今それらの集客が大変だろうとは思う。世の中には娯楽が溢れているし。子供の頃よく行った動物園も潰れてしまっていた。そんな中でも色々企画など工夫して働いている方々がいるんだよね。このシリーズを読んだ後で動物園等に行ったら、そんな従業員や飼育員さん達に目が行ってしまいそう…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ┣似鳥鶏
感想投稿日 : 2014年7月29日
読了日 : 2014年7月29日
本棚登録日 : 2014年7月14日

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