「筋肉」よりも「骨」を使え! (ディスカヴァー携書)

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014年5月22日発売)
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体調が絶不調の時に読んだ
骨ストレッチはめちゃ効く

・・・以下メモ・・・
★は自分が思ったこと

物理学の「三体問題」についてですが、私たちの思考は3つのことを同時に扱えないんです
→体の精妙な動きを言語で説明するのは根本的に無理

結果を出していけば理論は後からついてくる
→★これはその通り

■論文より先に結果が出る社会
「もう50年もしたら論文っていう形態はないかもしれない」(ロボット工学の教授)
→ロボットにしても、すごく精巧にできているものは、コンピュータシミュレーションを繰り返すなかでできてくる。なぜかわからないけれどこの形がいいっていう、ある種の自然淘汰みたいな形
→★面白い

■大事なのは固めるより緩めること
→筋トレは硬くなる


■鍛冶場の馬鹿力を出すには

大事なのは、先を占わない気持ち

■精神論は不要
精神を鍛える、向上させることに何も役立っていないのに、なんでそれを精神論って言うのか
→そもそもおかしい
→★確かに


「針金の同じ場所を何度も曲げたり伸ばしたりしたら、金属疲労で最後は折れてしまいますが、針金全体を曲げたり伸ばしたりしたら、ずっと長く折れないでいるでしょう?」

手のひらを上にしてから返したほうが身体の緊張がとれる
→★そうなのか

勝ち負けより、いかに極めるか、いかに生き延びるのかが本質
→★これは良い考え方、ノルマや出世を気にしない
→生き延びるということを考えたら、売上げが悪いくらいどうしたと、死んでしまったわけじゃないんだから何とかなるだろうと開き直れた


私の場合、いまある常識から違っていればいるほど、逆に面白いわけですよ。私の場合、別に何かの団体の名誉を背負っているわけでもなく、何のしがらみもないですから、自分が間違っていたとわかっても不都合なことは一つもないんです。
→★このマインドは見習いたい

→★立場や肩書きが人を不自由にする。非難されることを恐れない。

■常にオープンに

自分だけ特別なものを隠し持っていると、「人生の税金」として税を徴収される恐れがあります

伝えれば伝えた分、不思議とひらめく

■体育、国語、歴史でいい

算数も社会も理科も、歴史の中に全部入れてしまうんですよ。人類がどういう道具を発明し、どう暮らしてきたか、物語で面白く伝えるようにして、同時に火を起こすとか、薪を割るとか、農作業を手伝うとか、そうした人間の生活の歴史を体育の中で実体験させるようにする




イメージはきっかけだけです。もちろん、そのきっかけがなければ、家も建たないわけですからなくてはならないものですが、現場では建築家より大工さんの判断が重要になってくるわけです。
→ 大工さんが建築家の言いなりになるだけだったら、あまりいい家は建たないでしょうね(笑)。
→★SIも同じ。大事なのは現場で積み重ねる判断

内村航平「自分の中に小さな自分がいる」
→体の感覚をこう表現していた
→★やはり天才


物理でいう「慣性の法則」のようなものは心理的世界にもあり、今までの常識に反することに対し、それを起こさせまいとする力は潜在的に巨大なものがある。
→★こればいつも仕事で思う、最大の課題

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年11月19日
読了日 : 2023年11月19日
本棚登録日 : 2023年11月19日

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