破戒 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス (2007年7月1日発売)
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本棚登録 : 433
感想 : 58
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明治時代
身分がなくなった世の中でも
エタヒニンは差別されていた
→屠殺を行ったりするひとたち

決してその素性をばらしてはいけない
という父からの戒めを
最後の最後で、主人公は破る
→それが「破戒」

一生に秘訣とはこの通り簡単なものであった。「隠せ」
→この小説はこの一語(ひとこと)に尽きた。

■思うこと
差別をいじめを完全になくすことは難しい、それは人間の本質的な仲間になりたい、そして異質なものから傷つけられたくないという心の裏返しのように思う
→何よりも痛みを知ることが大事

■豆知識
三人の子供を餓死させながら書いた小説らしい。。まじか。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年12月25日
読了日 : 2022年1月21日
本棚登録日 : 2021年12月25日

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