猿が啼くとき人が死ぬ (新潮文庫 に 5-11)

著者 :
  • 新潮社 (1998年5月1日発売)
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本棚登録 : 43
感想 : 4
5

西村京太郎といえば,鉄道推理小説の代表格だ。
乗り物繋がりで、船や飛行機の話題もある。

本作品は,ヘリコプターが出て来る。
事故にあった軽飛行機の現場でヘリコプターが飛んでいたらしい。

パイロット、整備士の人達の話がでてくる。

現場の人達に,西村京太郎はどう受け止められているのだろう。
第三者から見ると、そう悪くは書かれていないようにも思うが、
当事者にとっては,ありえないことを書かれていたり、
針小棒大なことを書かれてはいないのだろうか。

そのあたりの世渡りが,西村京太郎はうまいのかもしれない。
誰が後に控えていたとはいえ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 西村京太郎
感想投稿日 : 2011年10月21日
読了日 : 2011年10月21日
本棚登録日 : 2011年10月21日

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