まっしろな窓 (光文社文庫 あ 1-117 赤川次郎サスペンス劇場)

著者 :
  • 光文社 (2009年8月6日発売)
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本棚登録 : 65
感想 : 9
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顔のない十字架
棚から落ちて来た天使
うつむいた人形
などと,「ミステリー劇場」という分類になっている。

団地と旧住民の間の軋轢
フリーライタと雑誌
昔の同級生
いくつかの要素を,限られた人間関係の中に埋め込んでいる。

人が亡くなったことの責任をどうするのか。
最後は,あっけなく終わって行く。

なにか違う。
なにかおかしい。
何か物足りない。

それが現代社会なのかもしれない。
団地における家族と近所づきあいの実態なのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 赤川次郎
感想投稿日 : 2011年8月1日
読了日 : 2011年5月1日
本棚登録日 : 2011年8月1日

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