顔のない十字架
棚から落ちて来た天使
うつむいた人形
などと,「ミステリー劇場」という分類になっている。
団地と旧住民の間の軋轢
フリーライタと雑誌
昔の同級生
いくつかの要素を,限られた人間関係の中に埋め込んでいる。
人が亡くなったことの責任をどうするのか。
最後は,あっけなく終わって行く。
なにか違う。
なにかおかしい。
何か物足りない。
それが現代社会なのかもしれない。
団地における家族と近所づきあいの実態なのかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
赤川次郎
- 感想投稿日 : 2011年8月1日
- 読了日 : 2011年5月1日
- 本棚登録日 : 2011年8月1日
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