ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 (集英社新書)

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  • 集英社 (2014年9月17日発売)
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感想 : 5
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立川武蔵先生の「ブッダをたすねて」を読んで、もっと仏教のことが知りたくなった‼️

 この『ブッダをたずねて』では、ゴータマ・ブッダの生涯を紀元前463年頃に生まれ、紀元前383年頃没という説が有力だとしています。ドイツの哲学者K・ヤスパースは、ゴータマ・ブッダ、ソクラテス、孔子、イエスを含む時代を『枢軸の時代』と名づけました。

 この四人の巨人は、人間一人ひとりがかけがえのないものであると主張したのです。「人間には親族や仲間がいます。しかし、誰もが一人ひとりの生を生き、そして一人で死んでいかなければならない」という個々人の魂の救済をどうするのかという問題を、ブッダ、イエスたちは扱ったのです。

 高野山への旅の切っ掛けに始まった、空海の探求というマイブームも、段々盛り上がってきました(^^ゞ 1200年もまえの出来事ですから、多くの学者が研究していても、記録の解釈は、それぞれの知識の深さや広さに左右されるでしょうし、当然、同じような研究をされている他の方の影響を受け、引用する場合には、誇張されることも、逆に矮小化されることもあるでしょうし……。まずは、ブッダのことを知らないとね(^^♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年4月29日
読了日 : 2018年11月19日
本棚登録日 : 2020年4月29日

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