本作を読んでみた理由は、詩人である星野富弘さんがエッセイの中で三浦さんのことを語っていて興味を感じたから。
人間の生きること、罪、本当の優しさなど、考えさせられることが多かった。
普通に生活していれば、自分たちは罪を犯していないと思っている。
だが、泥棒に入られて自殺する人は多くはないのに、誰かに悪口を言われて自殺してしまう人はたくさんいる。
つまり、悪口を言っている時点で、僕らはみんな罪人なのだ。法律上で罪はなくても、誰かに精神的ダメージを与えることで罪をうんでいる。
本作の中盤以降は、キリスト教についてのことが多く書かれている。少しマニアックで難しいなと感じたため、気になるところだけ読んだ。
この本を読んで、宗教を信仰したいとは思わないけれど、宗教も一つの価値観なんだなと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月3日
- 読了日 : 2023年10月3日
- 本棚登録日 : 2023年10月1日
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