「毒親」の正体 ――精神科医の診察室から ((新潮新書))

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  • 新潮社 (2018年3月15日発売)
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「毒親」の正体。水島広子先生の著書。精神科医である水島広子先生の分析と経験によると、毒親になりやすいのは、発達障害や精神疾患(統合失調症や鬱病)といった精神科的問題を抱えている人、それから貧困状態にあるなど経済的に余裕がない人。毒親が毒親になってしまう背景の理解なくしては毒親問題を正しく理解できないと思っていないので、とても参考になりました。自分の親が毒親であった人、自分自身が毒親かもしれないと思う人、毒親や毒親予備軍と接する機会が多い教育関係者や学校関係者にとっては読む価値がある良書です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年7月12日
読了日 : 2018年7月12日
本棚登録日 : 2018年7月12日

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