インビジブルレイン (光文社文庫 ほ 4-7)

著者 :
  • 光文社 (2012年7月12日発売)
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感想 : 558
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【2023年94冊目】
映画ではなぜか「ストロベリーナイト」のタイトルがつけられている本作。映画も観たことあるので、牧田をしっかり大沢たかおさんに置き換えて読んでましたが、うう、かっこいいですね。悪い人なんですけど。

今までは姫川班の菊田とどうなるのか?みたいなぬるま湯な関係性が描かれていたからこそ、雷にうたれたように恋に落ちてしまう描写の数々がとても良くて。警察官とヤクザという、どうしても相容れない2人なのに、惹かれあってしまうという背徳感も、読者にとってはたまらなかったのではと、一読者なりに思ったりしました。

結末は何度読んでもしょんぼりしてしまって、姫川は吹っ切れようとしてるのに、こっちがまだついていけてない感じですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 誉田哲也
感想投稿日 : 2023年8月9日
読了日 : 2023年8月9日
本棚登録日 : 2023年8月9日

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