【2023年94冊目】
映画ではなぜか「ストロベリーナイト」のタイトルがつけられている本作。映画も観たことあるので、牧田をしっかり大沢たかおさんに置き換えて読んでましたが、うう、かっこいいですね。悪い人なんですけど。
今までは姫川班の菊田とどうなるのか?みたいなぬるま湯な関係性が描かれていたからこそ、雷にうたれたように恋に落ちてしまう描写の数々がとても良くて。警察官とヤクザという、どうしても相容れない2人なのに、惹かれあってしまうという背徳感も、読者にとってはたまらなかったのではと、一読者なりに思ったりしました。
結末は何度読んでもしょんぼりしてしまって、姫川は吹っ切れようとしてるのに、こっちがまだついていけてない感じですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
誉田哲也
- 感想投稿日 : 2023年8月9日
- 読了日 : 2023年8月9日
- 本棚登録日 : 2023年8月9日
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