鬼滅の刃 19 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2020年2月4日発売)
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感想 : 130
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大正ファンタジー活劇冒険譚!
上弦の弐・童磨との戦いは終盤。明かされるしのぶの作戦。
悲しみを胸にカナヲと伊之助は戦い抜き、涙を流す。
鬼殺隊のそれぞれが動く中、無一郎は上弦の壱・黒死牟と対峙。
その圧倒的な強さに、参戦してきた玄弥共々、窮地に。
だが、そこに実弥と行冥が参戦し、死闘が繰り広げられる。
われら鬼殺隊は百世府磨!鬼をこの世から屠り去るまで・・・。
161話~第169話を収録。
しのぶの死は彼女自身の決意。
彼女の毒は童磨を蝕み、カナヲと伊之助を勝利に導く。
傷の手当をする炭治郎と義勇、上弦の肆・鳴女の血鬼術に
翻弄される蜜璃と小芭内。そして無一郎は上弦の壱・黒死牟の前に。
元・鬼狩り?日の呼吸ではなく、遣うのは月の呼吸。
しかも縁者らしき言動。その圧倒的な力は彼と玄弥を窮地に。
だが、実弥の登場!語られる玄弥への想いとお館様、友の記憶。
更に行冥が参戦!激しい戦いが続く。あ、
兄弟で鬼狩りとは、懐かしやという黒死牟の言葉も気になります。
強い感情が昂る巻!
ヒトだった頃から感情が無かった童磨。
判断力と戦闘力、身体能力の高さは秀逸ながら、魅力は無いネ。
人に尽くし世の中に貢献したなんて、上から目線。人は食い物!
死の際で恋に芽生えるなんて・・・死ななきゃわからないか、と。
かたや、伊之助。野生児で人の心の機微がわからなかった彼。
亡き母の存在を思い出したことから生まれる、激しい感情。
カナヲにも、泣けなかった過去。でも今は自分の意志で泣ける。
そして実弥。鬼は俺が狩るから、おまえは幸せな生活をという、
弟への想い。亡き友、お館様のための想いも籠めて、剣を振るう。
許さねぇ!!!うわぁぁ、一瞬で実弥が好きになってしまったぁ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ・アニメ
感想投稿日 : 2020年12月17日
読了日 : 2020年12月17日
本棚登録日 : 2020年12月5日

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