読書会課題図書
〈青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の、くやしさと、それゆえの、未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる、主張のある詩、論理の詩。ときには初々しく震え、またときには凛として顔を上げる。素直な表現で、人を励まし奮い立たせてくれる、「現代詩の長女」茨木のり子のエッセンス〉とある
彼女の詩時々目にし、心に残っていたものが何編かあった
今回この文庫本を改めて読んでみて
「Y」という箱にひっそりと残されていた詩に驚いた
こんな詩を書いていた方なんだと
「断定的だ」という先入観が払しょくされたような……
夫を亡くした喪失とそれゆえの愛が濃密だった
谷川俊太郎さんの選が良かったのかなあ
心に響く言葉にたくさん出会った
読書会では、大絶賛派とイマイチ派に分かれ楽しかった
≪ 目をつぶり 目を見開いて 言葉紡ぐ ≫
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一般書
- 感想投稿日 : 2024年2月22日
- 読了日 : 2024年2月22日
- 本棚登録日 : 2024年2月22日
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