題のとおり、身近な雑草を雑学を交えた語り口で分り易く深く描いた本。細密画がとても美しくて驚くはず。
作者の雑草への愛情が伺えて、押しつけがましくないそれが微笑ましい。
良くある薀蓄本の類ではなくて、あくまでもエッセイ調で押し通しているところが非常に私好み。
庭の片隅なんかに健気に生きている雑草の姿がよぎって、擬人化されたみたいな親近感がわいてくる。
同じ作者で野菜バージョンもあります。当然こっちもオススメ。
惜しむらくはこれカラーだったら良かったのになあ。絶対綺麗だ。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2007年9月30日
- 本棚登録日 : 2007年9月30日
みんなの感想をみる