深大寺駅前広場で4人が殺害される通り魔事件が発生、犯人はほどなく逮捕された…襲撃を受けながらも生き残った修司に対し事情聴取した刑事の相馬は、この事件には別の大きな何かが関わっているのではないかと事件の解明に挑む…。修司は病院で会った男に「逃げろ。あと10日行き伸びれば助かる。生き延びてくれ。君が最後の一人なんだ。」と告げられる…。その後修司は何者かに再襲撃され、相馬は修司を守りながら事件の真相を解明するべく、フリーライターの鑓水に協力を依頼する…。
この作品、前から読もう読もうと思っていました!!今回やっと読めて、中身が厚く深く手に汗握る展開で、素直に参りましたっ!て感じです(汗)。発端となった通り魔事件の陰に、政治家や大手企業の企みや因縁が渦巻き、社会問題化している産廃施設や育児に関連した課題なども描きながら展開していくストーリーは圧巻です。充分すぎるほどの読み応え、下巻を読むのはこれからですが、どんな結末を迎えるのかドキドキです。思った通り、すごい作品です(^^)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
太田愛
- 感想投稿日 : 2023年3月16日
- 読了日 : 2023年3月16日
- 本棚登録日 : 2023年3月14日
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コメント 4件
なおなおさんのコメント
2023/03/16
かなさんのコメント
2023/03/17
なおなおさんのコメント
2023/03/18
かなさんのコメント
2023/03/19