皆さんが結構読まれているこのシリーズ、やっとまとめて4作品借りられました!!ヒボさん、おすすめいただきありがとうござます(*^^*)
物語の舞台は「マカン・マラン(インドネシア語で夜食という意味)」という小さなお店…。夜間のみ、きまぐれに開店し、ドラァグクイーン(女装パフォーマー)であるシャール(本名は御厨清純)が経営している(ちなみに日中はダンスファッションのお店となる)。もともとは、ダンスファッションのお店を手伝ってくれている人への賄いを作っていたのが評判を呼んでのことあった…。そんな「マカン・マラン」で繰り広げられた、4編の連作短編集…。
シャールさんの作るお料理は、新鮮な食材を使って疲れた体を癒しながらも新陳代謝を高め、明日への活力が得られるような、そんなお料理で、訪れる人々を勇気づけてくれます。シャールさんの優しい心遣いもまた心をあたためてくれますよね~。シャールさんがここまで生きてきた道のりは平坦なものでは決してない、けれど、様々な経験をしている分、人の心に響く言葉かけを疲れた人々にしてあげられるし、それがシャールさんの周りに人が集まる理由になっているんだなぁ…と感じました。読んでいて、すっかり私もシャールさんの“トリコ”になってしまいました!ステキな作品だと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
古内一絵
- 感想投稿日 : 2023年9月29日
- 読了日 : 2023年9月29日
- 本棚登録日 : 2023年9月29日
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コメント 6件
ヒボさんのコメント
2023/09/29
かなさんのコメント
2023/09/29
1Q84O1さんのコメント
2023/09/29
かなさんのコメント
2023/09/29
1Q84O1さんのコメント
2023/09/29
かなさんのコメント
2023/09/30