この作品はアメリカの哲学者レオ・バスカーリアさんが、子供たちにもわかりやすいように葉っぱのフレディの四季を通して“いのち”ってどんなものか…を感じ取れるような絵本です。文章もわかりやすいし、葉っぱのフレディの絵も季節ごとに変化して、そして写真も添えられててとってもいい感じです。
フレディが葉っぱとしての役目や楽しみを持って生きられたのは。春から夏にかけての時期…秋になり霜が降り、色とりどりの姿に葉っぱたちは、引っ越しが近いことを知る…。引っ越しというのは、死ぬということ…今まで生きてよかったのか、そして恐怖心にも苛まれる…。そんなフレディに親友のダニエルが「いつか死んでも、“いのち”は永遠に生きているのだよ…」と教えてくれる。そして、その意味をフレディも冬になって地面に降りた時に悟るという…そんなストーリーでした。
“いのち”はかけがえのないもので、そして続いていくもの…素敵な一冊に巡り合えました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本(カテ以外)
- 感想投稿日 : 2023年11月2日
- 読了日 : 2023年11月2日
- 本棚登録日 : 2023年11月2日
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