映画監督を続けている女性が海外の映画祭で小さな賞を受賞した。彼女を知る人々の視点から様々な思いを描いた連作短編集。最終章のシナリオの部分は、こう来るかと驚かされつつも、彼女に関わった人たちの胸の内が一つにつながり、読んでいてなるほどと思いました。女性ならではの人間関係のようなものも描かれているけれど、大島さんの書かれる優しい世界観が出ていて、読んでいて心地よかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(大島真寿美)
- 感想投稿日 : 2015年1月17日
- 読了日 : 2015年1月16日
- 本棚登録日 : 2015年1月16日
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