陛下の御心を推測するという無礼千万は見逃して頂きたい。
大正末期、大正の世の半分近くをご病床で過ごされた大正天皇はその置かれた自身の身の上が悔しくて仕方なかったのではないだろうか。
そのために裕仁親王は全てにおいて早め早めの生涯となる。自身が壮健であればあと7年全ての事柄が後回しになったのではないか。
多感で聡明な裕仁親王にあと幾許かの青春時代を過ごして欲しかったのではないだろうか。
そう思えてならない。
久邇宮良子女王。後の香淳皇后である。この聡明な皇后もまた後に皇室を大きく変える人物となる。
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かーの本棚
- 感想投稿日 : 2019年1月26日
- 読了日 : 2019年1月26日
- 本棚登録日 : 2019年1月26日
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