みどりのゆび (岩波少年文庫 101)

  • 岩波書店 (2002年10月18日発売)
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家族に愛されている小さな男の子チトは、学校を追い出されお家で勉強することになりました

園芸のことを教える庭師のひげさんは、チトが“みどりのゆび”を持っていることに気付きます。
“みどりのゆび”はどんな場所にも思うままに植物を育てられるゆびです。
これは、ひげさんとチト2人だけの秘密。

かみなりおじさんは規律と囚人たちのこと、貧しさと貧しい人々が暮らす町のことを教えます。
医者のモディール先生は病気と病院のこと。

チトは、いっぱい考えて親指でいろんなものをさわっていきます。

ある日、遠い国で戦争が始まり、町が忙しくなりました。
大人たちはもちろん戦争には反対ですが、この町は武器を作って売る町なのです。
それを知ったチトは…?


〇世界中の人がこの本を読んでくれたら、戦争なんて起きないのに
〇チトのお父さんやかみなりおじさんに、私たちはなれるだろうか

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 9類:児童文学(海外)
感想投稿日 : 2022年4月6日
読了日 : 2022年4月6日
本棚登録日 : 2022年4月6日

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