来年正月の箱根駅伝の前に読んでおこうと思った。
素人集団が箱根駅伝を目指すという設定に無理があるような気がするが、いい話だ。走ることを題材にこれだけの長い小説(文庫本で670ページ)をかける三浦しをんさんの筆力にも改めて感動する。
「速くではなく強くなれ。」って文章が度々出てくる。単に記録を早くするだけでなく、走ることによって人間として成長せよ、他人との連帯を大事にせよというメッセージなのかと思う。
印象に残った部分を一つだけ。
「怒りは、怯えと自信のなさの裏返しだ。」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
青春
- 感想投稿日 : 2015年10月6日
- 読了日 : 2015年10月6日
- 本棚登録日 : 2015年10月6日
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