日本にいる外国人企業トップへのインタビュー集。日産・ルノーCEOのカルロス・ゴーンを始めとして、シャネル日本法人社長リシャール・コラス、スターバックス・コーヒージャパンCEOマリア・メルセデス・M・コラーレス、エコール・クリオロ シェフ アントワーヌ・サントス、新生銀行社長ティエリー・ポルテと、全5名の社長等に話を聞いています。
著者のフランソワ・デュボワは、その名前から分かるようにフランス人なのですが、実は、この本に出てきている社長たちのほとんどもフランス人か、フランスにゆかりのある人。全くフランスにゆかりが無いのは、スタバジャパンのCEOマリア・メルセデス・M・コラーレスだけです。
タイトルから受けるイメージと、本の内容が若干違うかな?と言う感じがします。「すごい仕事術」と言う事になっていますが、そう言うよりも、人として、企業人として、出身国以外の国で活躍するまでの、その人のキャリアの考え方などの、人生論に近い内容です。タイトルのイメージと違うから、役に立たないかと言うとそんなことは無く、むしろ、淡々と仕事論を語られるより、こう言うような内容のほうが面白いかもしれません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス書
- 感想投稿日 : 2012年6月3日
- 読了日 : 2007年12月2日
- 本棚登録日 : 2012年6月3日
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