石牟礼道子さんを
想い起してしまった
人も
海も
山も
自然も
それはそれとして
すんなり受け止めて
自分も自然の一部分に
過ぎない
だからこそ
唯一無二の存在として
人も我も
大事にされなければならない
人種だとか
民族だとか
宗教だとか
国だとか
そんなものを
遥かに超える
ものが確かに在る
梨木香歩さん
師岡カリーマ・エルサムニーさん
のお二人の間の
やり取りであるからこそ
自ずと
滲み出てくるもの
なのでしょう
梨木香歩さんの「あとがき」の中の一節で
ー(心を震わせるような出来事があった時)
あのひとがなんというか聞きたい、
と思える大切な友人が増えることは、
なんとひとを豊かな思いにすることだろう。
と綴っておられることに心震えました。
追記
〽あたまを雲の 上に出し
四方の山を 見守りて
かみなりさまは 下で鳴る
富士は 日本晴れの山
上でも下でもない
右でも左でもない
一人の個人として
立っておられる
梨木香歩さんの替え歌には
まったく そのとおーり
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
対談集
- 感想投稿日 : 2018年3月7日
- 読了日 : 2018年3月7日
- 本棚登録日 : 2018年3月2日
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コメント 2件
MOTOさんのコメント
2018/03/12
kaze229さんのコメント
2018/03/13