前半は淡々と事実を正確な筆致で書かれていく文脈から、後半の一気に問題解決に向けて、読者の興味を引く描き方は、吉村作品らしいと思う。
人間の心理からポピュリズムを感じる後半と、登場人物の最後の姿まで描き抜く姿勢は感服させられる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月25日
- 読了日 : 2023年4月25日
- 本棚登録日 : 2022年9月25日
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