筆者はこう書いている。
「男性の妄想の産物と思われがちな「痴女」像を作り出したのは、女性たちだったからだ。そして、それを男性たちは受け入れたのだ。」つまり、「痴女」は男と女の共同幻想の産物である。
筆者が後書きで書いているように、「アダルトメディアで描かれてきた女性像は、男たちの見果てぬ夢の象徴である」とするなら、女性が作り出した「痴女」は、これからも夢の象徴で存在するのだろうか?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会学
- 感想投稿日 : 2020年6月25日
- 読了日 : 2020年6月25日
- 本棚登録日 : 2020年6月11日
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