教育哲学の概説書。ヘーゲルやデューイなどの思想が教育をどうとらえているかを解説。入門書としてはうってつけだと思うが、現実の教育政策や教育をめぐる俗論に対してどのように向き合うかについての分析や主張はまだ弱く、本書でも引かれている広田照幸が言うところの教育学における規範の欠如や、教育哲学の「弱さ」を乗り越えられるかは、少なくとも本書だけでは、ちょっと疑問。
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- 感想投稿日 : 2012年8月23日
- 読了日 : 2012年8月23日
- 本棚登録日 : 2012年8月21日
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