「古代への情熱」は全部が自伝ではないが、シュリーマンの自伝的な話がとてと面白い。
シュリーマンはトロイアを発掘したことで有名で世界史の教科書にも載っているが、実は18カ国語も使いこなす語学マスターでもあった。
なぜそんなに語学を習得することになったのか。そのきっかけとなった少年時代の話がとても面白い。
後半はシュリーマンのことを他者が考察しているような構成になっており、内容がだれてくる印象だったような気がする。
シュリーマンは話を誇大化する人でもあったようだが、それでも彼の行動力には脱帽。
「古代への情熱」は値段もお手頃でページ数もさほど多くないので是非お勧めしたい本です。
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- 感想投稿日 : 2014年7月26日
- 読了日 : 2014年7月26日
- 本棚登録日 : 2014年7月26日
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