隙間時間に少しずつ読んでいたので、やっと読み終わった。
文体のせいもあるかもしれないが、むかしむかしあるところに、的な、民話というか。こんなことがありました、と提示して、それをあなたはどう感じますか?と読者に問いかけるような、と言っても、決して強くどう?と訴えるというのではなく、差し出すだけというか。
解説を読むと、いろんな時期に書かれたものが集められているので、いろんな作品が一気に読めてよい。
どうしても、暗くてひどい話がつらい話が目に付く、え、これで終わり?というものもある。社会批判が強いものもある。(最近読み終わった星新一のショートショートを思い出す)
客観的な視点でいろいろな世界(国際的なということではなく)が描かれている。(少し前に読み終わった『絵のない絵本』を思い出す)
森絵都さんのエッセイがついていて(忘れてた?or知らなかった?)、得した気分。(もちろん最近読み終わった『みかづき』を思い出す)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
大人と子供の間
- 感想投稿日 : 2023年6月30日
- 読了日 : 2023年6月30日
- 本棚登録日 : 2023年1月6日
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