雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2010年4月9日発売)
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主に男性向けの雑談力を身に着けるための入門書。
雑談力を上げて人間関係を豊かにするための手法がまとめられており、若い男性にお勧めしたい。

【個人的に取り入れたいと思った内容】
〇雑談を終わらせないためのコツ
 ・相手の話に異論、反論を言いたくても言わない。質問をして話題を広げる。
  例:「○○さんは、遅刻常習犯なんだけと、その言い訳が見事なんだよ~。」「へ~、どんなこと言うの?」
 ・話をまとめて結論を出そうとしない。

〇雑談の切り上げ方
 ・「それでは」「じゃあまた」を活用し、スパッと切り上げる。

〇雑談の基本マナー
 ・ネタに悩んだら、とりあえず、目の前の相手の「見えところ」をほめる。
 ・興味のない話題や嫌いなことでも、良さを見出す努力をして、「肯定で答える。」「まずは同意する。」
  例:映画の話題⇒演技云々はともかく、映像はよかった。
 ・話題の広げ方
  「○○といえば、」を使って、別の話題に派生させていく。
 ・知らない話題が出たら、何でもいいから聞いて思い浮かんだことを返してみる。
  例:「つけま(つ毛)」の話題が出たら⇒「なんかお菓子みたいな呼び方だね。」
 ・質問には、2つの回答を心掛ける。
  例:「最近ハマッていることは?」①「映画です。」②「この前見た○○はよかったですよ~。あまり期待してなかったんですけど、いい意味で裏切られました。」
 ・雑談が悪口や陰口に流れ出したら、笑いか芸能ネタにもっていき、場を和ませる。
  例:「○○攻撃が出ましたね~。」、「ウザイといえば、あの芸人のギャグは寒いよね~」等

〇雑談の鍛え方&ネタの仕入れ方
 ・フリスクをコミュニケーションツールに使う。(アメより溶ける時間が短いから使いやすい。)
 ・間接的にほめる。
  「○○があなたのことを面白い。と言っていたよ」
 ・人から聞いた話を雑談ネタとしてストックして使いまわす。(ビートたけしの得意技)
 ・雑談のネタになりそうなエピソードに対しては、中心部分だけではなく、そこに織り込まれている要素にも目を向けて、ネタを広げる。
 例:映画「おくりびと」→主人公が演奏していたチェロ→癒し→銭湯 ←ロケ地の山形
                           癒し→植物を育てること
〇雑談を学べるマンガ
 ・課長バカ一代
 ・天体戦士サンレッド
 ・じみへん
 ・上京アフロ田中
 ・THE3名様

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2021年9月14日
読了日 : 2021年9月14日
本棚登録日 : 2020年1月8日

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