文庫を買って20年ぶりに読み直したけど
すっかり内容は忘れていて
まったく新しい気持ちで読みました
ばななさんの物語は常に生と死が隣り合わせで
特に死の闇の深さ、どうしようもなさが随所に出てくる
もし喪失したばかりの当事者だったら
読めなかったかもしれないな
それでも当時を振り返らずにはいられないし
自分のこころとからだが
どれほど苦しんで
乗り越えたかどうかもわからないまま
今日ここにいるのか
そのあたりのことが物語として描かれていると
自分に起きたあれやこれも
客観的に捉えられるかもしれないね
別の本も読んでみようかな
死人ばかり出てきてうんざりするまでは
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年11月17日
- 読了日 : 2018年11月17日
- 本棚登録日 : 2018年11月17日
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