『ちいさなちいさな王様』のすべての挿絵と挿絵に対するゾーヴァのその時の心境や感想が載っているのが嬉しい。
特に面白いのが絵本P33の「路上駐車の場面」。
彼は出版後もこの絵の色が気に入らず上塗りを繰り返し、この本に載っている絵と絵本の絵では変わってしまっている。これが、ハッケの言う「上塗り屋」か(笑)
こんなに綺麗に上塗り出来るものかと感心するばかり。
他の作品についても同様に作品へのゾーヴァの思いがふんだんに書かれているのでファンには嬉しい1冊になるであろう。
オペラ「魔笛」が絵本化されているので読んでみたい。
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- 感想投稿日 : 2014年8月28日
- 読了日 : 2014年8月1日
- 本棚登録日 : 2014年9月2日
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