母がのこした、著者の子供時代の30枚の写真から、故郷の炭鉱町に思いをはせる連作集。
「言葉を蒸留する」と著者自身が述べる文章は詩的だけれど、とても穏やか。
あとがきで訳者の木村榮一さんが述べているように、この本を読みながら、私自身の故郷の人々のことを思い出しました。
白と黒でおおわれた炭鉱町でない、日本の小さな田畑が点在する方田舎だけれど。
あの人たちは皆どうしているだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年10月25日
- 読了日 : 2013年10月25日
- 本棚登録日 : 2013年10月14日
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