黒乙一、白乙一と言われるが、この作品は多分、黒。短編が5つからなりますので、黒黒黒白黒だと思います。『カザリとヨーコ』で『おぉ!』って思わされ、『SEVENROOM』がちょっと引くくらいリアルで、でも乙一が作り出す世界観に引き込まれる。そして唯一の白『陽だまりの詩』にグラリっ。です。ある任務をする為に作られた人造人間。作り主と生活をしていくうちに、だんだんと人間っぽくなっていくんです。そして最後に…。まぁ、読んでみてください。題名にもなっている5話目のZOOは、個人的には、いまいちかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文庫本
- 感想投稿日 : 2020年5月2日
- 読了日 : 2010年5月31日
- 本棚登録日 : 2010年5月31日
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