乙女の祈り [DVD]

監督 : ピーター・ジャクソン 
出演 : メラニー・リンスキー  ケイト・ウィンスレット  サラ・バース  ダイアナ・ケント  クライブ・メリソン 
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感想 : 47

制作年:1994年
監 督:ピーター・ジャクソン
主 演:メラニー・リンスキー、ケイト・ウィンスレット、サラ・パース、ダイアナ・ケント
時 間:109分
音 声:英:ドルビーステレオ


52年、ニュージーランド、クライストチャーチ。
女子高に通うポウリーンは、イギリスからの美しい転校生ジュリエットと熱烈な友情を育む。
ポウリーンは下宿屋を営む低所得の家庭に育ち、ジュリエットは名門大学の学長の娘と、まるで環境の異なる2人だが、マリオ・ランザのオペラ、ヒロイックな冒険物語、ハリウッドの美形スターなど、好みや感性は驚くほど似通っていた。
疎ましい現実を忘れさせてくれるものに崇拝の念を抱く彼女たちの豊かな想像力は、やがて「ボロウィニア王国」という聖なるものたちの物語を生み出した。
作家を夢見る2人は、ジュリエットが肺結核で入院生活を送る間も、文通を通じて何世代にも渡る物語を膨らませていった。
その間、下宿人の1人にポウリーンは処女を捧げる。
彼女たちの意識はますます自身を離れ、この傾向はジュリエットの退院後にいよいよ強まり、2人はフィクションの世界にのめりこんでいく。
娘たちの親密な関係に異常性を感じ取ったジュリエットの父は、ポウリーンの母にカウンセリングを受けさせる。
同性愛の診断を下されたポウリーンは、ジュリエットとの交際を禁じる母に激しい憎悪を燃やす。
やがてジュリエットが両親の離婚に伴って南アフリカに行くことが決定。
母親さえいなければ、ジュリエットと南アフリカに行けると思い詰めたポウリーンは、愛するジュリエットが用意したレンガで母親を撲殺。
2人は裁判の結果有罪となった。後年2人はどちらも釈放されたが、事件後は一度も会っていないという。

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 洋画
感想投稿日 : 2015年7月24日
本棚登録日 : 2015年7月24日

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