今数えてみたら、マリみてシリーズの34冊目。…そんなに出てたのかー
サブタイトルの通り卒業式前日の話。
章ごとにキャラクタの視点が変わるのだが、それぞれの登場人物がそれぞれのやり方で卒業直前の精算をしていくような短編集な感じ。
とはいってもそれぞれが完全に独立してるわけではなく、同じ「卒業式前日」とう時間のなかでの出来事なので、他のキャラクタの展開と少しオーバーラップする箇所がいくつかあったり。
あと読者としては祐巳の成長っぷりは長々と続いた妹を決める話から祐巳の成長を見て取れたのだが、登場人物からの視点からも祐巳の成長ぷりが語られたりして時間の積み重ねというものが改めて実感できるね。
次回はついに卒業式になるのかな?
大きな一区切りは目前となった訳なのだけれど、マリ見てとしてはどこまで続くのかなぁ…話としては祥子達が卒業したら終わりでよさそうなんだけれどね。あと卒業後の後日談が1,2冊短編集で出るくらいでね。
どんでん返しのような大きな展開は今後ないかとは思うが今後の展開が気になるところ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コバルト文庫
- 感想投稿日 : 2010年6月20日
- 読了日 : 2010年10月12日
- 本棚登録日 : 2008年10月12日
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