著者は三島論を書かなかった理由を「怖かった」からだと言う。長くこの著者の書くものから遠ざかっていたが、震えるような言葉だった。三島論、出色の作であろう。皇室論に関しては「言論の正しさの罪」ということを考えざるを得ない。偽を突くか、信実を祈るか、ということ。
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カテゴリ:
思想 評論
- 感想投稿日 : 2012年4月28日
- 読了日 : 2012年4月9日
- 本棚登録日 : 2012年4月28日
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