1巻であったフェチ要素に関しては3巻あたりからほとんど影を潜めて徐々に、しかしはっきりと青春部活漫画へと変化してきている印象。1巻から流れで読んでいるとあきらかにテイストをフェチ→コメディ→青春→スポ根と変化させてきていて、マンネリ化させない工夫がされているのがよくわかる。
また、セリフが極端に少なくて1話が数ページしかない構成ではあるが、一コマあたりに詰め込まれた情報量が非常に分厚くて読むのに時間がかかる(褒め言葉)。
背景・キャラクターの表情・コマの隅の脇役達などから物語の裏側にある設定や感情を読み解いていくのが本当に楽しい。豊かな漫画だと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2012年2月6日
- 読了日 : 2012年2月6日
- 本棚登録日 : 2012年2月6日
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