ローマ人の物語 (20) 悪名高き皇帝たち(4) (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2005年8月28日発売)
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感想 : 93
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皇帝ネロの巻。
読み進めていくと、ネロが可愛そうに感じてくる。
たしかに、若くして母アグリーピィーナの策略で皇帝に祭り上げられ、その母を殺し、さらには妻オクタビアをも殺し、有能な多くの部下を殺したネロの行いは言語道断だが、歌に夢中になる姿はいつも孤独の中にいたのではないかという悲哀を感じた。寂しいユリウス・クラウディウス朝の最後の皇帝だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年12月15日
読了日 : 2018年12月15日
本棚登録日 : 2018年12月7日

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