梨木香歩さんの作品の中でも私は特にこの作品が好きだ。
この本を読むと、穏やかに喝を入れられたような気分になって、自分というものを振り返って考えてみたくなる。
自分という人間とは?自分を取り巻く環境は?国とは?
そういうことを考えること、自分なりの答えを持っていることの大切さを梨木さんは伝えようとしているのでは?
この作品と登場人物が少しリンクしている『家守綺譚』も雰囲気は異なるが、好きな作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年12月13日
- 読了日 : 2010年12月12日
- 本棚登録日 : 2010年12月12日
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