かんがえる子ども (福音館の単行本)

著者 :
  • 福音館書店 (2018年6月13日発売)
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感想 : 56

安野光雅氏の「ふしぎな絵」「旅の絵本」等、、、大人でも、楽しくなる絵本である。
「10人のゆかいなひっこし」等、家の中の様子が何とも楽しい、
そんな絵本を描いている作者は、教師でもあった事から、数学の絵本も、、、
タネを植えて、次から次へと増えて行く様を子供達は、どん位沢山になって行くのか???と、楽しみながら読んだものだった。
大きくなってから、数字で、計算するようになったのも、、、自分で、見つける、理解するという力を発揮する前の、楽しみ、、、、
作者が、勉強をするのが、インポータント(重要である)のではなくインタレスト(興味)を持つ事であるのと一緒で、きっかけが、あれば、子供達は、海綿のように、知識を吸い込んでいく。

この本で、本を読むことは、心の体操と・・・・
心を磨き、鍛え、心くを満ち足りる事は、心の中を美しくすると。

テレビでなく、映画でもなく、本を愛する者には、素晴らしい言葉であった。

私も、元気なうちに、安野光雅美術館ヘ行ってみたいと、思っています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年11月20日
読了日 : 2019年11月20日
本棚登録日 : 2019年11月20日

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