脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術

著者 :
  • 大和書房 (2017年4月13日発売)
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【感想】
・医者が書いたとは思えないショボさ
・そもそも論文じゃない。根拠が弱い!
・謎の自慢話や、イラっとするエピソード多すぎ
等々、結構つっこみどころの多い内容ではあったが、総合的にはとても面白くて参考になった。

自分は、時間を創設しないと何もできないレベルではないが、確かに無駄が多い気がする。
喫煙時間や、しょーもない女とのデートや、飲み会の二次会・三次会とか、休日の過ごし方とか・・・
言われるまでもなく、明らかに無駄な過ごし方をしている。
そこは「時間は金よりも大事!」という事をしっかりと再認識して、今後改善していこうと思う。

自分にとっての問題は、「空いた時間で何をするか」だろう。
今現在は読書や勉強などの自己投資や、プライベートの充実の為に時間を割いているが、如何せん目標がない。
有効活用するためにも、そのあたりは見直さないといけません!!

この本のようなタイトルは古今東西よく見かけるが、人類の永遠のテーマなんだろう。
せっかく読んだからには、この本への投資&リターンとして、色々とコミットしないといけませんね!

何にせよ、面白かった!!


【この本から何を実践する?】
・「今」にコミットする!スピード&正確さ重視で、相手を待たせないこと!
・時間の使い方を重視する。無駄使いをしないこと。
・自己投資の目標、GOALをある程度明確にしてみては?


【本の内容を短文で】
「時間は金よりも大事」という事をしっかり意識して業務に励む!
短縮して時間を作り、前倒しして勤務時間そのものを少なくする!
そして余った時間を仕事ではなく他の事に有効活用すること!

「自分と家族、プライベートを大切にした上でバリバリと仕事を頑張る!
効率的な仕事をして、空いた時間でエンジョイする!!」


【内容まとめ】
1.時間を制するものが、人生を制し、仕事で成功し、幸せな家庭を築く事ができる!
2.脳のゴールデンタイムは、身体も頭も疲れていない、集中力の高い午前中
3.睡眠時間が6時間以下の人は、7~8時間の人と比べて死亡率が2.4倍高くなる・・・睡眠を削るのは命を削るのと同じ行為!
4.「15分」「45分」「90分」が、3つの集中力の単位となる時間
5.脳のパフォーマンスが下がるので、週末に寝だめしないこと!しても+2時間に留める!
6.相手に尻拭いさせないためにも、「人を待たせている仕事」「人を待機させている仕事」を最優先に処理する。相手を待たせない!スピード&正確さ!
7.「今」にコミットして生きる。今やる!すぐやる!後回しにしない!
8.仕事以外で「打ち込める何か」を探す。「遊びのTODOリスト」も作りましょう!


【引用】
・時間の使い方で、人生がすべて決まる

・人の4倍仕事をして、2倍遊ぶ「神がかった時間術」

・時間は「人生の通貨」
どのように使うのかによって、ありとあらゆるものを手に入れる事ができる。
時間を制するものが、人生を制し、仕事で成功し、幸せな家庭を築く事ができる!


p27
・脳のゴールデンタイムを活用
→身体も頭も疲れていない、集中力の高い午前中
起きてからの2~3時間は、脳が疲れておらず、脳内が非常に整理された状態のため、脳のパフォーマンスが1日で最も高い。
高い集中力を要する仕事に向いている。

朝の1時間は、夜の1時間の4倍の価値がある


p29
「集中仕事」と「非集中仕事」に二分する。
集中力の高い時間帯に、集中力の必要な仕事をする。
つまり、いつどの仕事をするのかを割り振るだけ!


→集中力の高い時間帯は一般的にこの4つ
1.起床後2~3時間
2.休憩した直後
3.就業時刻間際
4.締め切りの前日


p40
・睡眠時間が6時間以下の人は、7~8時間の人と比べて死亡率が2.4倍高くなる
睡眠を削るのは命を削るのと同じ行為!
7~9時間の質のいい睡眠が必要。


p43
・集中力を完全にリセットする裏技
一回60~90分の有酸素運動、それが終わると頭も身体もリセットされる。
朝起きたときの「脳のゴールデンタイム」と同じような状態になる!

有酸素運動をすることで、意欲を高めるドーパミンが分泌され、集中力・記憶力・思考力・作業遂行能力など脳の多くの機能がアップする!


p53
・時間術によって生まれた「自由時間」をどう使うか?
→仕事に使うのはNG
→自己投資、能動的娯楽、楽しむために使うべき!


p72
・15分、45分、90分という3つの集中力の単位となる時間


p72
・ウルトラディアンリズム
→人間の脳波は約90分の周期で覚醒度が変化している。
→レム睡眠、ノンレム睡眠も90分の周期


p86
・「書くだけ」雑念消去法
雑念が出たら書き出す事。
そして、書いたら忘れる。
未完了が完了課題に変わると、脳の緊張はとけてその雑念がすっきりと消去される。


p114
「朝の30分=夜の2時間」の法則
起床後2~3時間が脳のゴールデンタイム
朝のゴールデンタイムで何をするかが、仕事の中で最も重要!


p121~
・超 朝活起床術
①朝シャワーを浴びる
→副交感神経から交感神経に切り替わる
②カーテンを開けて寝る
→朝日を浴びるとセロトニンという脳内物質が活性化する


p180
・運動はいつするのがベストか?
夕方4時頃に体温が高まり、1日で代謝が最も上がる時間帯なので、この時間の運動がダイエット効果が最も高いと言われている。
→サラリーマンには難しい

・朝か夜だと?
寝る前3時間以内の運動は睡眠に影響を及ぼす…
運動すると交感神経が優位になる、交感神経は昼間の神経だから、脳が覚醒した状態になる。

夜に運動するなら眠りに入る3時間前までに終了しないといけない。


・まずは「週1運動デー」を設ける。
ノー残業デーのように、運動デーを週1回設け、ひたすら実行する。
何が何でもその曜日は運動する事を習慣にする!

「時間がない」という人ほど、運動すること!


p193
・朝起きる時の生活習慣で「1日」が決まる。
寝る前の生活習慣で「人生」が決まる!
睡眠不足は集中力の最大の敵であり、「睡眠」は集中力を高めて働くために絶対に必要な条件!!


・「寝る前2時間」にすべきこと、してはいけないこと
してはいけないこと
→食事、飲酒、激しい運動、熱い風呂、ゲームや映画、スマホやPCやテレビ、明るい場所で過ごす

やったほうがいいこと
→ゆったりとした時間、リラックスした時間を持つこと。
音楽、家族とのコミュニケーション、ペットとの戯れ、リラックスさせる軽い運動、読書など

交感神経を副交感神経に切り替え、ゆったりとリラックスして心身を回復させる!


p204
・「週末くらい、誰にも邪魔されずに昼まで寝ていたい」という人もいるが、これは余計に脳のパフォーマンスを下げるからやめること!!
普段の起床時間から2時間プラスが限界

「寝だめ」は医学的には間違いで、そんなことは出来ないということが証明されている。


p208
疲れている時、休日こそ「一時間以上の有酸素運動」を。


p212
毎日同じ時間に眠って同じ時間に起きて同じ日課をこなすことが、最も脳のパフォーマンスを上げる!


p216
・ASAP仕事術
「人を待たせている仕事」「人を待機させている仕事」を最優先に処理する。
待たせてしまうと、相手がその遅れを取り戻すために忙しく仕事をしなくてはいけない。
自分の「怠惰」「ルーズ」「いい加減さ」のつけを相手に回すことになる…

そのスピード感が相手の信頼を生み、クライアントのリピート率や結果として収入アップにつながる。

スピード&正確さが1番大切!!
自分も爽快で清々しい気持ちになれる!!

仕事はいつするの?今でしょ!!


p223
フォーユー、つまり「相手の時間を大切にする」ことを意識すると、それが自分の時間になって跳ね返ってくる。
さらに、相手の信頼も手に入れる事ができる。


p233
・「今」にコミットして生きる。
今やる!
すぐやる!
後回しにしない!

人生、100%やりきって生きよう!
後悔なんてしたくてもできないレベルに!


p247
・捻出した1時間で何をする?
自己投資
能動的娯楽
楽しむ


p255
・メインスキル以外の仕事力のアップ
何を勉強するかで、一生は大きく変わる!
まずはメインスキルをしっかりと伸ばし、時間を生み出してから、長期で安定的なスキルを伸ばす時間を作る!


p265
・一流の仕事人は、一流の趣味人
日本人は「楽しむ」のがヘタ…

日本人はもっと遊ぶべき!!
昼はバリバリ働き、夜は人生を楽しむ。
オンとオフを分ける!!

仕事以外で「打ち込める何か」を探す。
そういう冒険が人生には必要!
人生は楽しむためにある!!
「楽しい」アンテナを立てましょう!
→「遊びのTODOリスト」も作りましょう!



自分と家族、プライベートを大切にした上でバリバリと仕事を頑張る!
効率的な仕事をして、空いた時間でエンジョイする!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 名作(再読の価値がある本)
感想投稿日 : 2018年2月14日
読了日 : 2018年2月14日
本棚登録日 : 2018年2月14日

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