神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す

  • 大和書房 (2017年4月13日発売)
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  • 本 ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795827

感想・レビュー・書評

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  • 今年は新しいことを色々始めたいなと思っているので、時間の使い方を改めて見直そうかと。
    「時間の使い方」は、あなたの「人生の使い方」だ!の言葉はまさにその通り。
    最近、つくづく時間は有限だと感じているので、自分の持ち時間を大切にしたいと思う。
    既に知っている内容も多かったけど、実践できていないなと反省。
    特に出来ていないのは、毎日の運動と夜のスマホ…と言いながら今も触っているなぁ。
    明日からやめるようにしよう。

    • ねこさん
      お!きたごやたろうさんの豆知識が出ましたね!
      23時間56分だから、うるう年で調整ですよね(⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠—⁠☆
      お!きたごやたろうさんの豆知識が出ましたね!
      23時間56分だから、うるう年で調整ですよね(⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠—⁠☆
      2025/01/28
    • きたごやたろうさん
      さすが、ねこさん!
      その通りです!!
      さすが、ねこさん!
      その通りです!!
      2025/01/28
    • ねこさん
      (⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠v
      (⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠v
      2025/01/28
  • 「OUTPUT大全」「INPUT大全」の著者、樺沢さんの著書です。

    新年度を迎え、積読となっていた本書を手にしてみました。

    多忙な現代人、毎日ヘトヘトになり、倒れ込むよにベッドに...なんて日々を送っているのはきっと私だけではないでしょう。

    1日24時間、1年365日、全ての人が平等に過ごす「時間」。

    同じ「時間」のはずなのに、先進国の中で日本の生産性は低いと様々なメディアを通じて見聞きされる方も多いはずです。

    こんなに必死にやっているのに...、そもそもこんな仕事量は8時間で終わるはずがない等々、ぼやきながら残業の日々。

    著者は本書で1日を24時間以上に増やす方法を教えてくれます。

    そんなバカな、魔法?どんなトリック???

    いえいえ、そうじゃないんです。

    効率化、生産性up、わかり易く言えばそんな感じで、ようは時間の使い方。

    そしてサブタイトルでもある「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す」為の効率的で効果的な回復方法。

    目から鱗とは言いませんが、参考になる要素は盛りだくさんでした。

    内容(「BOOK」データベースより)
    朝―集中力が高まる「脳のゴールデンタイム」をフル活用する。昼―「脳にいいリセット術」でダラダら仕事を脱する。夜―「正しい運動」がくたくた頭をシャキッとさせる。精神科医の「医学的メソッド」×アメリカ式の超効率的な「時短術」。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    樺沢/紫苑
    精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒。インターネット媒体を駆使し、累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    「時間が増えた! 」と大好評。
    10万部突破のロングセラー !!

    ◎「仕事に集中できない…」という悩みは、時間の使い方で簡単に吹き飛びます!
    ◎人の4倍仕事をして、2倍遊ぶ――。まさに神がかっている時間術! !
    ◎本書の科学的ノウハウを知らないと、「膨大な時間」を失うことになります。
    ◎この1冊で、あなたの「自分の時間」を極限まで増やしましょう! !

    精神科医として、「毎日の本の執筆」「メルマガやYouTube、Facebook、ブログの更新」「病院診療」
    「月20冊以上の読書と書評」「月3回のオリジナルセミナー」など、
    ハードな仕事をこなしながらも、「膨大な自由時間」で趣味や娯楽を楽しみ、人生を満喫する……。

    「最高の人生」を手に入れた著者が明かす、「時間術」の完全決定版!

    「私ほど多くの自由時間、趣味や娯楽の時間を確保し、人生を謳歌している人は滅多にいません。それも、毎日4人分以上の仕事をこなしながらなのです――」

    1日の中で、普通の人の4倍以上の仕事をこなして、2倍以上の自由時間を確保する。
    そんな「神・時間術」の秘密に迫ります!

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    「もっと時間を有効活用して、仕事で結果を出したい! 」
    「仕事に追われてばかり。もっと自分のための勉強する時間がほしい! 」
    「もっと家族と過ごしたり、たまにはのんびりする時間を持ちたい! 」

    1日24時間は、全ての人間に平等に与えられています。
    しかし現実には、能力の差、収入の差、仕事の結果などで大きな差が生まれています。
    その理由は、何なのでしょう<? br> それは、「時間の使い方」の差です。
    時間の使い方で、人生がすべて決まるのです。

    「今の自分の人生を大きく変えることは無理だ」
    「自分の将来は、たかが知れている」

    そんなあなたの時間の使い方を、根底から見直してみませんか<?/b>

    「時間」は、人生の「通貨」です。
    時間を「どのように使うのか」?によって、ありとあらゆるものを手に入れることができます。
    しかし、1日は24時間しかないので、「それをどのように使うのか」で勝負が決まります。
    つまり、「時間術」を制するものが、人生を制し、仕事で成功し、幸せな家庭を築くことができます。
    集中力を高め、仕事効率をアップし、自分の自由時間を作り出す。
    その時間を自己投資のために使い、自己成長しながら、さらに時間を生み出していく。
    本書では、あなたの人生が楽しくなる。そして「本当に実践してよかった」と思える方法をお伝えします。

  • 精神科医であり、作家でもある著者による時間術の本です。
    著者の本は何冊も読んできました。本書は若干古い作品ではありますが、何かの著書の参考文献として紹介されましたので、手にとってみました。
    著者は、精神科医のかたわら、本の執筆やSNSやメルマガの投稿に加え、映画鑑賞や多読などをこなしており、それを可能にする時間術が紹介されています。著者ならではの脳科学や過去の文献を参考にしながら、1日をもっとも有効に使うかを朝から寝るまでに注意すべきこと、週末などの休みの日に注意すべきこと、仕事術やリフレッシュ法など幅広い内容となっています。
    出版から時間が経っていることから、すでに既出の内容もありますし、もしかすると現在の研究では違う内容が提唱されているものもあるかもしれません。しかし、今でも読んでいて重要な内容が多いと思います。昔から言われていることですが、朝の時間の活用と運動の重要性を改めて認識しました。少しでも時間を有効に活用できるよう、本書のアドバイスを実践していきたいと思います。

    ▼神・時間術4つの原則
    ①「集中力」を中心に時間を考える
    ・仕事の種類を「集中仕事」と「非集中仕事」の2つに分ける
    ・「集中仕事」を朝に持ってくる
    ・朝の時間は夜の4倍の価値がある
    ・変に集中力を高めようとしない
    ②集中力を「リセット」して時間を生み出す
    ・1日を「集中力×時間」の二次元で考える
    ・昼からは適切なタイミングで「休息」を入れる
    ・疲れた脳は「有酸素運動」でリセットする
    ・「睡眠時間」は何があっても絶対に削らない
    ③アメリカ式の仕事効率を手に入れる
    ・集中力以外にも「仕事術」を使う
    ・仕事の「効率アップ」に工夫を重ね続ける
    ・日本人の「労働生産性」は、まだまだ上がる余地がある
    ・効率を上げて長時間労働から「解放する」ことを目指す
    ④「自己投資」のために時間を使う
    ・自由時間は、「仕事以外」に使う
    ・娯楽は、「受動的娯楽」と「能動的娯楽」の2つに分ける
    ・スキルアップに時間を使う
    ・自己投資をして「自己成長のスパイラル」を起こす

    ▼15・45・90の法則
    ・「15分」~同時通訳者の集中時間
    ・「45分」~授業の集中時間
    ・「90分」~サッカーの集中時間
    ▼脳のゴールデンタイムをより長く活かすためには、午前中は余計な情報は入れず、あえて「情報遮断」をする
    ▼忙しいビジネスマンほど外食ランチに出かけるべき。外食ランチこそが、最強の「集中力リセット術」
     ただ食べるだけでなく、「日光を浴びる」のと、少しの距離を「歩く」ということが重要
    ▼仮眠は、集中力や記憶力など、脳のパフォーマンスを全般的に改善する。NASAの研究によると、26分の仮眠によって、仕事効率が34%アップ、注意力が54%アップ
    ▼1日30分前後の仮眠は、疲労回復、認知症予防、心臓病予防、糖尿病予防、身体の健康という観点からも非常にいい。そして、1時間を越える仮眠は、健康によくない
    ▼脳科学的にみて、スマホというのは最もよくない休憩時間の使い方。スマホは、逆に脳を疲れさせ、休憩にならない。人間の脳は、資格情報の処理に脳のキャパシティの90%を使っている。休憩時間くらいは「見る」「読む」から脳を解放するべき
    ▼1日を2倍活用する方法は、脳の究極のリセット法、「運動をする」ということ
     「集中力リセットのための運動」という意味では、激しい運動を長時間すればいいのではなく、「適切な運動量」でやめておくことが重要
    ▼夜に運動するのなら、眠りに入る3時間前までに終了しておく
    ▼寝る前15分に記憶したことは、1日の中で最も記憶に残りやすい
    ▼重要なのは、この習慣を可能な限り毎日繰り返すこと。毎日やることでリズムが生まれる
    ▼仕事を先延ばしする場合も、未来の「点」のような限られた時間をイメージして、そこにスケジュールを入れていく

    <目次>
    序章 最高の人生を手に入れる「神・時間術」4つの原則
    第1章 脳の機能を最大に生かす集中力の高め方
    第2章 朝の時間を最大に生かす脳のゴールデンタイム術
    第3章 昼の時間を最大に生かす午後のリセット術
    第4章 夜の時間を最大に生かす運動&睡眠リセット術
    第5章 仕事の時間を最大に生かす時間創出仕事術
    第6章 自由時間を最大に生かす自己投資&リフレッシュ術

  • ■サマリー
    ・脳の集中時間が高い時間を意識し、集中して
     タスクを処理する
    ・15、45、90の法則
     (休憩時間を適切にとりリフレッシュを図る)
    ・本書のキーワードは集中力、遊び時間の確保

    ■感想
    大切なことは、脳が一番集中する時間を意識して、
    一気にタスクを処理すること。
    朝一に片手間でやるような仕事、緊急でもなければ
    重要でもない他人からの頼まれ仕事などは絶対に
    着手しないことが重要である。
    書かれていることは、最もだと思う一方で、
    日本の会社はとかく古い体質が残っている。
    残業する=仕事をやっている=頑張っている
    =評価される。
    この考え方は、全くもっておかしい。
    間違っている。
    休むべきときに休み、残業せずに帰社していながらも、結果は出す。
    これが真に大切なこと。
    本書のとおり実行することで、生まれた時間に
    更に仕事を追加されるようなことが考えられる。
    特に会社員はこの傾向が強い。
    残業がない会社に転職するか、いっそ自分で会社を起こすか…。
    非常に悩ましいなと思いながら本書を読んだ。

    ■本書の良いところ
    ・解説動画が付いてくるところ。
    ・本書を一読し、解説動画を読むと復習になる。

    ■学び
    ①ケツカッチン仕事術
    最初にどうしても動かせない予定を埋め込む。
    それを意識して、集中力を最大限に出し切ってタスクを処理する。

    ②遊びのTO DOリスト作る
    どんなところへ旅行に行くか、どんな本を読むか、
    どんな映画を見るかなどなど。
    自分がやりたいことを書き出す。
    それをやるためには、今、目の前にある仕事をいかに集中力を持って取り組むか。

  • 【集中力の高め方&持続のさせ方】
    15・45・90の法則
    15→同時通訳、007アクションシーン
    20分で工事などの監視作業の集中力は低下する。20分効果。
    45→授業。ドラマもCMを含めると45分位。15分おきにCMでリセット。3ブロックに分けて集中力を高めている。
    90→サッカー、2時間ドラマ、大学の講義。大人が集中できる限界の時間。

    体内時計サーカディアンリズム
    その中でも短いリズム
    ウルトラディアンリズム。
    覚醒90分→眠気20分が交互にくる。
    胃の蠕動運動も90分のリズム。
    睡眠周期は70〜110分の幅。
    人によるので自分のリズムをつかむ。
    集中した後に休憩を入れて、脳のパフォーマンスを高める!!!

    集中力の敵
    【雑念排除法】
    ①物
    探し物で集中力は途切れる。戻るのに15分かかる。とにかく机はきれいに。パソコン内は10秒以内にファイルを開けるように。その為には保存が大切。

    ②思考
    気になることはすぐ書く。
    カフェの店員が何人もの注文を記憶していくのに、終わるとすぐ記憶からなくなる。未完了課題の記憶は、完了と比べて想起されやすい→ツァイガルニク効果。つまり緊張状態が続く。紙に書いて完了させ、雑念を排除する。

    雑念が振り払えない場合
    前頭葉が疲れている。前頭葉が切り替える作業を行う。その中でもセロトニンが深く関係。事故で前頭葉が損傷した患者が同じ言葉を繰り返したりする。保続。つまり切り替えができなくなる。疲労やストレスが溜まり、前頭葉の機能低下している。セロトニンの活性化が必要。

    ③人
    集中できる環境に身を置く
    集中空間を習慣にすると脳が集中空間であることを記憶する。電話や呼び出しがないところ。

    ④通信
    スマホのアラートだけでも集中力が低下する。

    【ゴールデンタイム術】
    ジンズミーム500人のデータ
    最も高い集中力は6〜7時台
    9時以降下がり、2時に低くなり、終業時間前の4〜5時に高まる。
    朝やるべきは
    文章書き、難しい書類を読む、理論的な仕事、語学学習
    などの集中仕事
    アメリカベストセラー作家のスティーヴンキングの、書くことについてに
    午前執筆
    午後昼寝と手紙
    夜は読書と家族団欒、レッドソックスの試合、どうしても後回しにできない改訂作業

    【超・朝活起床術】
    朝のスッキリを手に入れる5つ
    ①朝シャワー
    副交感神経→交感神経に切り替える
    体温、心拍数、呼吸数が上がり活発に活動できる体勢になる。
    朝ボーッとしているのは副交感神経が優位状態。睡眠、休息、疲労回復にリラックスさせている状態。

    ②カーテンを開けて寝る
    朝、脳に指令を出す物質、セロトニン。睡眠と覚醒をコントロールする。網膜から光の刺激が入る→中脳から脳幹にある縫線核→セロトニン合成スタート
    セロトニン=脳のオーケストラの指揮者…つまり、睡眠と覚醒のリズム、身体の1日のリズムを司る。
    セロトニンが低いとうつ状態になる。朝何もしたくない、布団から出たくない=セロトニン不足。やる気や元気、活力も湧かない。

    ③不動明王起床術
    目覚ましが鳴ったあと、目をつぶらず横になりながらも目を開けておく。5分で必ずセロトニンスイッチオンになり、つらい・嫌→さわやか・はつらつに変わってく。

    ④リズム運動
    セロトニン分泌には最低5分以上が必要だが、長時間では神経が逆に疲れる。ウォーキング、ジョギング、階段上り下り、首回し運動、ラジオ体操、水泳、ゴルフスイング、深呼吸、音読、読経、カラオケなど。

    ⑤朝ごはんを食べる→顎の筋肉のリズム運動→セロトニン活性化
    一口分を20回以上噛む。よく噛まなければセロトニンは活性化しない。
    脳は血中のブドウ糖をエネルギーにするので、朝食は重要。体重の2%しかない脳は、全エネルギーの20%も使う。


    【覚醒モード突入まとめ】
    元気になるセロトニン分泌術
    ①朝日を浴びる2500ルクス5分
    ②1分でも目を開けて光を浴びる不動明王起床術
    ③リズム体操
    ④体温を上げて心拍数を上げる
    ⑤朝ごはんを一口分を20回以上噛んで食べる。

    以上、朝のゴールデンタイム30分
    →夜の2.3時間に匹敵する!

    かつ2時間の早起き→自己投資
    週5日で10時間。1ヶ月40時間。1年で480時間。能力開発になり、読書に充てれば100冊。

    始業開始後何をするか?
    今日1日のスケジュールをToDoリスト化する。集中力を必要とする仕事に☆マークを。午前中に優先。

    午後のリセット術
    言語脳を使う考えながらの昼はセロトニン活性効果が弱まる。
    10分以上噛む。
    新しい違うメニューに挑戦すれば、ひらめきのアセチルコリンが活性化する。新しい企画などに影響する。
    仮眠について
    NASAの研究では、26分の仮眠により、仕事効率34%アップ、注意力54%アップ。30分を超えると効果は低下。1時間は逆効果に。
    寝る前にカフェイン摂取で30分後に効果が表れ目覚めやすくなる。

    終業に向けて
    ①運動リセット術
    ②場所替えリセット術
    ③ガラッとリセット術
    会議、電話対応、資料作成、発送業務、コピー、アイデア出し、指示と確認、メール返信
    高い集中力を必要としない非集中仕事。これは午前にやると勿体無いので、気分転換、リセット術用に午後にとっておくと良い。
    ④休憩リセット術
    5分目を閉じる。ウルトラディアンリズムの谷間の時間帯。脳は視覚情報の処理に脳のキャパシティの90%を使っている。見る、読むから脳を解放する。目を開けているときはベータ波、閉じた瞬間アルファ波のリラクゼーションの波が出る。もっと良いのは瞑想やマインドフルネス。「最高の休息法」「マインドフルネスの教科書」がオススメ。

    退社時間を決める。ケツカッチン仕事術。戦略的に予定を入れてしまう。

    30分程度の有酸素運動
    →学習機能、記憶能力、モチベーションがアップ。継続すると→シナプスネットワーク増で記憶・推論・注意・問題解決力などアップ。

    いつ運動するのがベストか?
    仕事があるので朝か夜。
    夜は寝る3時間前までにする。その後入浴など。体温が上がると寝るときに下がりスムーズに眠れる。

    交流は最大の癒やし。
    家族で食事など。交流により脳下垂体からオキシトシンが分泌。愛の物質と言われる。細胞修復作用、免疫力亢進作用。身体を回復させる真の癒し効果がある。

    緩の副交感神経、急の交感神経が緩急のリズムを作る。仕事をするくらい、夜に休む、リラックスすることが重要。夜は遊ぼう!のんびりしよう!これが究極の仕事術。仕事ばかりは必ず燃え尽きる。

    寝る前2時間でしてはいけないことは?
    食事→疲労回復ホルモンである成長ホルモンが出なくなる。成長ホルモンは血糖を上げる作用があるが、食後は血糖が高いので分泌されなくなってしまう。これは入眠して最初のレム睡眠で最も分泌される。疲労回復できなくなる!
    飲酒、激しい運動、熱い風呂、ゲーム、映画、スマホ、明るい場所。

    やったほうがいいことは?
    ゆったりする、音楽、アロマ、家族とコミュニケーション、軽い運動、熱過ぎない入浴、読書。
    交感神経から副交感神経に切り替える為、クールダウンの時間を作る。

    寝る前15分は記憶のゴールデンタイム。失敗体験ばかり振り返ると強烈に記憶される。ダメな自分なんだという自分になる。寝る前に考えた人間になる。今日あった楽しい出来事を思い出す。楽しい人生になる。

    寝だめは可能?
    むしろリズムを崩し、翌日に響く。
    寝たい場合は長くてもプラス2時間。

    毎日同じ時間に眠って、同じ時間に起き、同じ日課をこなすことが、最も脳のパフォーマンスを上げる。毎日のリズムが出来上がると、集中力をコントロールすることができるようになる。

    時間創出仕事術・フォーユー仕事術
    ①asap仕事術
    人を待たせている仕事は最優先。

    ②30分前行動
    約束の30分前に着く。何かあっても大丈夫。待たせない。信頼を得る。その間15✖︎2の集中時間を得られる。

    ③時間厳守
    会議など時間通りに始める。

    フォーユー仕事術は相手だけでなく自分の時間になって跳ね返ってくる。

    今でしょ仕事術
    すぐ終わる仕事2分以内。
    30秒決断。
    ファーストチェス理論。チェスの名人に30秒と60分の熟考の手を比べたら、90%一致した。ひらめきや直感はかなり正しい。即断即決。

    未決を決断する。

    いつまでではなく、いつやるかを決める。まだやってないという意識でワーキングメモリを減らさない。

    とにかく今にコミットする!

    ながら仕事ではなく並行仕事。
    ①移動読書
    今日読む本を決める
    3ポイント1行のアウトプットする
    ②耳学
    電子書籍、セミナー、ユーチューブなど
    ③考えごと
    風呂、トイレ、通勤に同時にする。
    アイデア出し、判断や決断に活用。

    自己投資
    時間の創出→自己投資→仕事効率アップ→時間の創出→自己投資→…
    時間創出のポジティブスパイラルに突入する。
    本田直之のレバレッジ時間術
    小室淑恵のワークライフバランス

    自己投資はまずメインスキルに。その後さらに時間ができるようになれば長期的投資に移す。

    テレビなどの受動的娯楽は、アウトプットを意識してアウトプットすることにより能動的になり、自己投資時間になる。

    今を楽しむ。遊びのToDoリストを作る。空き時間が猛烈に濃くなる。余暇の時間が充実する→リフレッシュする→仕事の効率が上がる。
    昼は緊張し、夜は弛緩する。これが最高の神・時間術。

  • 時間を捻出する=今の自分のパフォーマンスを上げる
    という、少し変わった目線で時間術が書かれている。
    確かに目から鱗の発想。
    小手先だけの仕事のコツとかではなく、もっと大元の話。
    真の仕事効率化というものを別のアプローチで迫った本書は、仕事人間必読の1冊と感じた。
    ただ、樺沢紫苑さんの本なので、本質は他の著書とだいたい同じことが書かれてます。
    いつも通り、復習するように読みました。

  • 最近、ダラダラ、漫然と過ごしてしまうことが多く、自分に喝を入れようと思って手にした本。前から樺沢先生の本を読んでみたいと思っていたので、よい機会となりました。
    運動の時間。確保しなければなぁと思う。読んでいて思ったのは、休みの前日は電車に乗らず、徒歩で帰宅という方法。つまり、明日は徒歩帰宅にチャレンジだ。
    寝る2時間前は飲酒、食事、激しい運動、熱いお風呂、スマホなどは避ける。激しい運動だけはまずないけれど、他はやっているなぁ。反省。
    そして、寝る15分前には楽しかったことを思い出す。手帳などに残す。これは前からやろうと思っていて、なかなか実践できていなかったこと。早速今夜から始めよう。
    読書後のアウトプットも大切だと書いてあった。それに関してはブクログのおかげで達成できている。樺沢先生の本にアウトプット大全があって、今日その本と迷いながらこちらを購入した。今の私には正解だったかな。まずは生活を整えて、しっかり寝て、集中して、働いて、リラックスできるようになろう。

  • 時 物理的には増えない。ならば、その時間を有効活用できるようにするのが大事。
    同じ1時間でも、集中して物事を進めれば効率がよい。

    さらに、ベストパフォーマンスを発揮するために、健康も大事だよ!という話。

  • タイムマネジメントならこの本でしょ、と手渡された。タイトルが胡散臭くて読む気が起きてなかった本書、たしかに時間の有効活用について最近読んだ本の中では一番真面目に取り扱っていた。

    ・朝の30分は夜の2時間に相当
    ・朝のゴールデンタイムを有効活用するため、情報は遮断する
    ・午後は疲れる前に休む、有酸素運動をする、目をつぶってぼーっとすることで、脳を回復させる
    ・運動は寝る3時間前までに終わらせる
    などなど

  • ・睡眠8時間は何があっても絶対に削らない
    ・1日を集中力×時間の2次元で考える
    ・疲れた脳は有酸素運動でリセット
    ・日本は先進国で労働生産性が低く、アメリカの1.6倍働かないと同じ価値を生産できない。→長時間労働でカバー
    ・集中の波にのる 15分・45分・90分→必ず15分の休憩を挟む
    ・デスクトップはきれいに。10秒で必要な書類にたどり着けるように
    ・未完の課題は記憶に強く残る→未完課題は書き出して完了にする→忘れて雑念をなくす
    ・制限時間を決めることで集中力を高める→ストップウォッチで時間を見える化
    ・セロトニンを高める→日光・運動・咀嚼
    ・人間は寝る前に考えた人間になる(寝る15分前の記憶が定着)→楽しいことや夢を考える。
    ・今にコミットして生きる→いまする、すぐやる、後回しににしない
    ・メインスキルに投資する
    ・アウトプットを前提にテレビをみる
    ・アウトプットを習慣にする
    ・昼は緊張し、夜は弛緩して過ごすのが最も健康的

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著者プロフィール

1965年、札幌市生まれ。累計56万ヒット突破の人気Webサイト「札幌激辛カレー批評」(http://www.kabasawa.jp/)主宰者。2003年7月に著書『とっておき北海道 カレー50』
(アドネット刊)を刊行するなど、スープカレーをメインにカレー店の動向を精力的に追い
続けている。また、スター・ウォーズ研究家としても知られ、スター・ウォーズ研究のWeb
サイト「ホス・プレス」を運営。著書に「スター・ウォーズ新三部作完全解読本」(三一書房)、
「スター・ウォーズ完全基礎講座エピソードⅠ篇」(扶桑社、共著)などがある。

「2004年 『北海道スープカレー読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

樺沢紫苑の作品

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