仕事は相手があり人が評価するものなので、うまく行かないことの方が多い、むしろうまく行かないのが当たり前、と思っておけば、落ち込むこともないし流行りのレジリエンスさえ不要、というのが絶対悲観主義の考え方。
構えとしては持っておいてもいいけど、実用的かはちょっとわからない。人はやはり、失敗したくないし成功したいし、期待してしまう生き物だと思うので。
でも読み物としてはとても面白く、爆笑必至の箇所が何ヶ所もあった。Webマガジンの連載をまとめたものなので、軽くて読みやすい。著者は書評を書くのが大好きということで、人の本の中身を説明しているだけの箇所も多いが、引用の仕方や切り口がこなれているので違和感なく読めた。
経営学の存在価値には疑問があるけど、著者が会った経営者たちの描写はなかなか興味深かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月22日
- 読了日 : 2023年4月22日
- 本棚登録日 : 2023年4月22日
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