今度こそわかるくりこみ理論 (今度こそわかるシリーズ)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061566033

作品紹介・あらすじ

物性物理から素粒子物理まで、幅広い物理現象の本質をとらえる「くりこみ理論」を丁寧に解説。多くの人の「学ぼうとしても、たどり着く前に挫折する」という経験を熟知した著者が、物理的直観を重視して読者を導く一冊。

感想・レビュー・書評

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  •  7章まで読了。素粒子や原子核、物性などの分野で用いられるくりこみ理論、特にWilsonのくりこみ群について解説している。

    まえがき
    この本の読み方
    1 くりこみの歴史
    2 簡単な模型
    3 3次元Ising模型
    4 連続極限
    5 D次元スカラー理論
    6 普遍性
    7 Wilsonのくりこみ群
    8 3次元スカラー理論のGauss不動点
    9 4次元スカラー理論のくりこみ群による理解
    10 O(N)非線形σ模型
    付録A ラージN極限(A.1 D=3の場合、A.2 D=4の場合、A.3 D=2の場合、3次元φ^6理論)
    付録B QEDのくりこみ
    参考文献
    索引

  • 「今度こそ判る」と書かれると、Wilson Kogutのくりこみなんてこれまでも勉強しようとしたことがないのだ、と言い訳してみたりして。肝心の素粒子理論のくりこみもわかってないのだが。

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著者プロフィール

神戸大学准教授 Ph.D.

「2019年 『原理と直観で読み解く 量子系の物理(第2版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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