鯨統一郎
堀北真希フアンである(天地真理フアンでもある)
昔の大好きを大事に胸に秘め・・・ず語りつくす
本書の3分の1(10ページ前後)は懐かしい思い出
だけが延々と続く、ムダに詳しい、妙に面白い
そんな推理8つの短編小説は、三人の同い年の男
(おそらく昭和30年代生まれ)の思い出話の中
にキーワードが出て、無理やり事件の話になる
大学院でメルヘンの研究をしている美人の桜川東
子が、最近研究の幅を広げた日本のおとぎ話に擬
えて一言で事件と「おとぎ話」の真相を話す
感動する、浦島太郎の真相とは、海難で息子を亡
くした母親の「あの子は生きている」「海の底に
あるステキな場所で」「少し楽しんでいるだけ」
自分に言い聞かせるように夢物語で幸せな息子の
生活を物語とする・・・泣ける(ノД`)・゜・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2021年11月23日
- 読了日 : 2021年11月23日
- 本棚登録日 : 2021年11月23日
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