日本人とユダヤ人

  • 山本書店 (1970年5月1日発売)
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感想 : 6
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【Before】(本を選んだ理由)
日本人の著者がユダヤ人になりきってユダヤ人として日本人をいかように見ているか興味津々、50年以上前に出版されて名著との評判もあり、年内に日本人について考えてみたいと思った。

【After】(気づき)
日本人からは見えない、気づかない視点を時折ユーモラスを交えて記されているものについては、おーなるほど、と感嘆した。日本人(もはやその枠ぐみ自体が異質だと気付かされたが)が俯瞰してみると、その宗教観、文化、歴史、政治、どれをとっても極東の島国という偶然の環境が他の文化、国、民族と異なる部分が、如何に極々当たり前のものとみなして生活している事の有り難さ、平穏さを感じた。

【To Do】
自分の尺度で物事を捉える時に一歩引いて俯瞰してみるだけでなく、生活、文化、歴史、宗教が意識、無意識に関係なく影響を及ぼしていると想像を巡らしていきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文化
感想投稿日 : 2023年12月30日
読了日 : 2023年12月30日
本棚登録日 : 2023年9月26日

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