スウェーデンの保育園に待機児童はいない (移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし)

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  • 東京創元社 (2019年6月20日発売)
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スウェーデンに移住した筆者の生活を子育てという視点から語ったエッセイ。
スウェーデンの保育方針や人権意識(性別、民族、宗教等の信仰、性的指向、障害にかかわらずということ)を就学前から教えるのは大切なことだと感じたし、入園を希望する子どもは必ず入園できるような制度があったり、先生たちの就業時間や休みが守られているところは日本でもぜひ取り入れてほしいなと思う。
スウェーデンの大学までの教育無償化と日本の医療へのアクセスの良さ、お金の使い方として両方は難しいということはわかりますが、高齢化と少子化が進む日本でこれからもいまの配分を続けることがベストなのかは考えていく必要があると感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年10月20日
読了日 : 2022年10月19日
本棚登録日 : 2022年10月20日

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