吉村昭氏の小説は実に骨太。
いつも圧倒されますが、この小説も確かな時代背景と客観的な人物描写で、読み応え充分でした♪
体の内部の臓器の位置もまだ知られていない。
オランダ語の辞書、あるのは仏蘭辞書だけ。
西洋の知識の流入を閉ざす江戸幕府。
そんな時代にオランダの医学書をまさに手探りで
一語一語訳した前野良沢。協力した杉田玄白。
すごい!の一言です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年3月11日
- 読了日 : 2022年3月11日
- 本棚登録日 : 2022年3月11日
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