冬の鷹 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年9月1日発売)
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本棚登録 : 566
感想 : 72
5

吉村昭氏の小説は実に骨太。
いつも圧倒されますが、この小説も確かな時代背景と客観的な人物描写で、読み応え充分でした♪

体の内部の臓器の位置もまだ知られていない。
オランダ語の辞書、あるのは仏蘭辞書だけ。
西洋の知識の流入を閉ざす江戸幕府。
そんな時代にオランダの医学書をまさに手探りで
一語一語訳した前野良沢。協力した杉田玄白。
すごい!の一言です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年3月11日
読了日 : 2022年3月11日
本棚登録日 : 2022年3月11日

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