光あるうちに―道ありき第三部 信仰入門編 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1982年3月1日発売)
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感想 : 44
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三浦綾子氏の自叙伝三部作の第三作。著者のキリスト教についての考え方や想いが綴られる。『道ありき』『この土の器をも』は著者の人生と出会い(それらは人から見ればまさに奇跡であったが)が述べられていたのに対して、本作品では著者の信仰と聖書について語られている。

本作品を読むと病床での生活と三浦光世氏との結婚が彼女を作り、信仰が彼女の軸としてしっかり根付いているからこそ、必然として数々の名作を生み出せたのだなと感じさせられる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2020年8月14日
読了日 : 2020年8月14日
本棚登録日 : 2020年8月5日

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